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NVIDIA BROADCAST
NVIDIA RTX Voice 最強のノイズ除去
NVIDIA BROADCASTの強力ノイズキャンセルを利用したい
NVIDIAがNVIDIA RTX Voiceをリリースした時点から、そのノイズキャンセルの機能の強さに感激し、NVIDIA RTXなどのGPUがない環境でも、このノイズキャンセル機能を利用したかったです。
- GPUを搭載しないノートPCでのZoomやTeamsでの通話にノイズキャンセルマイク
- スマホでの通話にノイズキャンセルマイク
- GPUのない環境でのノイズ除去を実施したオーディオ入力
メモを取りながらのミーティングなどで、キーボード音が気になり、ZoomやTeamsなりの機能でこまめにミュート操作など、いろいろ不便であり、タイミングのもたつきなども気になっておりました。
Thunderbolt 3によりGPUの外付けが行える時代なのですが、費用面も高く、Thunderbolt 3の搭載がノートPCが中心となり、さすがに数枚もGPUを利用できないなと色々考えておりました。(デスクトップPCもThunderbolt 3対応にするか、けど、スマートフォンやiPadなどでも、このNVIDIAの強力なノイズキャンセルを利用したい)
NVIDIA BROADCASTシステム概要
NVIDIA RTXを搭載しNVIDIA BROADCASTをインストールしたPCに一度音を通し再度出力される、音声のノイズキャンセルを実現することが出来ました。
内容は、簡単なのですが、情報を探し出すのが難しかったです。音声など関連する情報が多い分野でもあり、ポイントは以下となりました。
- PCマイクの音声をモニタリング
- PCマイクの音声をスピーカーに出力
- PCマイクの音声を自分で聞く
- PCへの入力音声をノイズキャンセルソフトを通して出力する
NVIDIA BROADCASTは、インストール後に、仮想のマイクとスピーカーが準備されます。それぞれ、物理デバイスとのマッピングを行えば、マッピングした物理マイクの音声がNVIDIA BROADCASTのNoise Removal機能を用いてノイズ除去され、仮想マイクの出力となります。
- NVIDIA BROADCASTの仮想マイクにノイズ除去後の音声を出す
- NVIDIA BROADCASTの仮想マイクの出力を、モニタリングする
- NVIDIA BROADCASTの仮想マイクの出力を、特定の出力にマッピングする
Windowsでのマイク入力の出力設定
Windowsでは、各マイクデバイスに対して、マイク入力を特定の音声出力端子にマッピングすることにより、自分の声などの入力音声のモニタリングが行えるようです。
この機能を用いて、NVIDIA BroadcastのNoise Removalを通した音声を、PCから出すように設定します。
<マイク:生の音声>→<ノイズ除去の音声>→<NVIDIA Broadcastの仮想マイク>→<PCから音声出力>→他PCのマイク入力やスマートフォンのマイク端子へ
サウンド設定より「サウンドコントロールパネル」を表示します。
サウンドコントロールパネルより、NVIDIA Broadcastの仮想マイクを選択し、プロパティを開きます。
マイクのプロパティの「聴く」タブより、このデバイスを聴くの設定を行います。
追加の投資をすることなく、実現できました。
どこかで、NVIDIA BROADCASTのNoise Removalのすごさもレビューしたいです。
この機能のために、私は、現役のGTXからRTXに乗り換えました。