新しい記事を公開しました:NVIDIA Jetson Nano USB ディスクをルート構成
USB接続外部接続構成
ディスク構成は、SDカードおよびUSB接続のHDD/SSDとなりますが、USB接続の外部ディスクにルートディレクトリを配置させたUSB接続の外部HDD/SSDブート構成が構築出来ました。
以下が、NVIDIAより提供されているSDカードイメージとなり、パーティションナンバー1番のAPPを外部接続のHDDやSSDに格納し、2番から12番をSDカードに格納し、USB3.0を認識出来るようにファイルを追加し、SDカードとUSB外部接続のHDD/SSDを準備します。
Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: gpt Disk Flags: Number Start End Size File system Name Flags 2 1049kB 1180kB 131kB TBC 3 2097kB 2556kB 459kB RP1 4 3146kB 3736kB 590kB EBT 5 4194kB 4260kB 65.5kB WB0 6 5243kB 5439kB 197kB BPF 7 6291kB 6881kB 590kB TOS 8 7340kB 7406kB 65.5kB EKS 9 8389kB 9044kB 655kB LNX 10 9437kB 9896kB 459kB DTB 11 10.5MB 10.6MB 131kB RP4 12 11.5MB 11.6MB 81.9kB BMP 1 12.6MB 15.9GB 15.9GB ext4 APP
通常のSDカード構成
SDカードイメージダウンロード
以下のURLに従い、利用するOSの手順でSDカードを準備しJetson Nano Developer Kit SD Card Imageを作成すれば、SDカードを用いてJetson Nanoの起動は可能となります。
Write Image to the microSD Card
(Windows)SDカードフォーマット
Raspberry Piで起動ディスクを作成する際にも使う、おなじみのツールでSDカードをフォーマットします。
SD Memory Card Formatter for Windows Download
SDカードへOSイメージを焼き付け
こちらもRaspberry Piの起動ディスク作成でもおなじみのツールとないrます。
EtcherでダウンロードしたSDカードイメージをSDカードにコピーします。
「jetson-nano-sd-r32.2-2019-07-16.zip」「sd-blob-b01.img」
外部USB接続のHDDやSSDを用いたブート構成のディスク作成
以下のサイトが情報源となります。詳細も書かれています。
NVIDIA Jetson Nano: How to Install Rootfs on External USB Drive
最新のSDカードイメージと同様のバージョンで、SDカード用とUSB接続のHDD/SSD用のイメージが公開されています。
- L4T r32.2 rootfs image :USB接続デバイス(HDDやSSD)向けイメージ
- bootloader image SDカード向けのイメージ
Etcherでそれぞれのイメージをコピーします。
USB接続のHDDやSSDへイメージを書き込む際には、以下の警告メッセージが出ますが、「Continue」続けるを選択して、イメージの作成を行います。
以上で、SDカードとUSB接続のHDDやSSDとのブート構成でのJetson Nanoの起動が出来ました。
まだ、導入時点なので、もう少しパーティション構成も検討し、本格導入する予定です。Jetson Nanoは正解なのか?
現時点の日本では、Raspberry Piほどコミュニティーが活性化されていないのが実態。ただし、機械学習を考えると、魅力的なスペックです。