前提条件
- SynologyのWEBサーバがセットアップされている(Apach HTTP Server)
Wordpressリンク設定(パーマリンクの設定を.htaccessで設定する必要があり、NginxでなくApache HTTPを利用しました) - SynologyのDBサーバがセットアップされている(Maria DB)
- SynologyのWEBサーバの公開設定が終わっている
- DNSで名前解決ができる、固定IPやダイナミックDNSを利用
- ルーターのNAT / Port Foward / Virtual Serverの設定が出来ており、インタネットからWEBサーバにアクセスできる
WordPressインストール
WEBサーバーの設定確認
Synologyの管理画面より「Web Station」「PHP」設定を確認します。
各種拡張機能がインストールされている(チェックボックスにチェックが入っている)を確認します。
WordPressをインストール
SynologyパッケージセンターよりWordpressをインストールします。
インストール後、「開く」ボタンよりWordpressへアクセスし、初期設定を行います。
Virtual Serverを設定
SynologyのWordpressインストールでは、/wordpressにインストールされます。
- Synology内フォルダ「web/wordpress」にインストール
- WEBアクセス時のURL「miki-ie.com/wordpress」となります
URLトップ(www.miki-ie.com)でアクセスさせたい場合は、SynologyのVirtual Server設定で、アクセスURLとSynology内フォルダ(ドキュメントルート)の設定を行います。
以下の例では、「miki-ie.com」「www.miki-ie.com」へアクセスした場合に、Wordpressがインスールされたドキュメントルートを指定します。
WordPressパーマリンク設定とApacheサーバー「.htaccess」修正
SynologyでWordpressをインストールすると、自動的にWordpressをインストールした際に「.htaccess」ファイルが作成されます。
Virtual Server設定でURLトップページでWordpressへアクセス出来るようにしたので、「.htaccess」ファイルの設定変更しなければ、Wordpressのパーマリンク設定が利用出来ません。
基本の?P=123でのURLアクセスのみページ表示されます。
検索エンジンの検索結果などで有利になるようには、パーマリンク設定が推奨されます。(SEO対策)
原因は、「/wordpress」のインストールフォルダに対して「/」のトップフォルダーアクセスに修正したことが原因であり、.htacessファイルを以下のように修正します。
@Synology:~$ cat /volume1/web/wordpress/.htaccess
# Synology PHP
AddHandler default-handler .htm .html .shtml
AddHandler php-fastcgi .php
AddType text/html .php
Action php-fastcgi /php56-fpm-handler.fcgi
# Synology PHP
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress